医療を通して地域へ貢献! 帝京大学板橋キャンパスがめざす地域に根ざす医療の姿

16.11.11

医療を通して地域へ貢献! 帝京大学板橋キャンパスがめざす地域に根ざす医療の姿

大学は学生のものだと思っていませんか? 子どもからお年寄りまで自由にキャンパス内を歩ける大学があるのです。それが帝京大学板橋キャンパス。
その理由は帝京大学板橋キャンパスの中に医学部附属病院があるから。都内では珍しく、ここが大学内であるとは思えないほどに地域住民と学生、教職員の交流があります。
 
ここまで地域住民に開かれ、そして地域とのつながりを大切にする帝京大学のこれまでの取り組みや地域への想いを聞いてきました。
 
 
 

地域住民に広範囲・高レベルの医療を提供


 
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十条地区広域の地域医療も任されている帝京大学医学部附属病院が設置されている帝京大学板橋キャンパス。1971年に医学部と医学部附属病院が設立されました。
 
「患者そして家族と共にあゆむ医療」という理念のもとで、地域の基幹病院として地域の方々に多く利用されており、「救急・急性期医療」と「がん医療」を軸にした特定機能病院として、地域住民に広範囲で高レベルの医療を受けられる施設が多くあるのが特徴です。
 
内科、外科、産婦人科などの一般的な診療科だけではなく、都内でも有数の出産にかかわる救急・重症管理・治療施設である「総合周産期母子医療センター」があります。
また眼科は、医学部附属病院の設立当初から「名医」と呼ばれた先生が長年在籍していたこともあり、地域の方からの信頼が厚く、現在もその流れを引き継ぐ先生方が在籍しており、高度な医療を求めて、地域だけでなく全国からもたくさんの患者が訪れています。
 
 
 

地域と共に歩む大学・病院をめざし、地域住民に開かれたキャンパスへ変化する


 
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帝京大学板橋キャンパスは、2004年、医療技術学部が設置され、2012年には新大学棟が竣工、大学施設を一新したことでキャンパス全体が開放的な空間となりました。さらに同年、薬学部が相模湖キャンパスから移転。医療系3学部が集結しました。
 
大学棟本館と附属病院の間を通る「コミュニティストリート」は大学内を横断することができます。さらに、大学施設や附属病院内の1階には誰でも気軽に利用できる銀行やコンビニ、ファストフード店、カフェなどがオープンしていることもあり、多くの方がここを利用しています。
 
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帝京大学では地域住民に開かれ、地域とのつながりを大切にする大学をめざしており、大学施設の一部開放や帝京大学板橋キャンパスが持っている知見や人的資源を、医療を通して地域の方々に提供する地域貢献活動を推進しています。
 
大学と病院が共催し地域の方に向けて行う「公開講座」や、地域の方々に健康保持と増進に対する理解を深め、看護への興味と魅力を伝える「ナーシングフェスタ」など学内でのイベントを多く開催しています。
さらに2012年12月に北区や板橋区と連携協定を結んだことをきっかけに各地域などに出向いて、学生が住民に災害時の傷病者救護の講習を行うなど、学外での地域貢献事業も行っています。
 
 
 

信頼を得ることができたのは「医療人目線」から「患者目線」への医療に移り変わったから


 
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学内、学外の医療を通した地域貢献活動を積極的に続けていくことで、帝京大学板橋キャンパスで学ぶ学生たちの意識に違った変化が芽生えてきました。
それは学生たち一人ひとりが「なぜ大学に授業を受けにきているのか。」を考えていること。日々、大学施設内を地域の方々が歩いていたり、時には交流することで、常に地域の人々に支えられ期待されていることを意識しているからだと思います。
 
学生だけでなく教員たちも学生の強い地域貢献への意識を感じています。講義をする時は学生が分からないままで進めるのは、学生のためにはならないという気持ちでいます。教員一人ひとりが「きちんと学生に医療を教えたい。」と思っているのです。
 
また、昔に比べて先生方の指導法も学生の意識と共に変化してきています。大学教員がしっかりと学生をサポートするのは当たり前ですが、教員が上、学生が下の関係ではなく、大学教員側が学生と同じ目線に立って指導するようになりました。
 
その理由は昔の医療現場のように医療人が上、患者が下のような関係であっては、いざ学生が医療現場に立った時に患者に対して同じように上から目線で指示してしまう危険性があると思ったからです。
実際に「医療人」と「患者」の目線が対等になることで患者とのコミュニケーションもとりやすくなります。それと同じように大学教員たちは学生と同じ立場、感覚で、目線を合わせた講義を行うことにしています。
 
 
 

「病院を利用する地域の人々と患者さんのため」に学ぶことが板橋キャンパスの魅力


 
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大学とは学生個人が将来の自分のために学問を修める場所であることが一般的です。しかし、帝京大学板橋キャンパスには医学部附属病院が設置されています。そのため自分の
ためだけでなく、「病院を利用する地域の人々と患者のために」勉強しなければいけません。
いや、むしろ「病院を利用する地域の人々と患者のこと」を念頭に感じながら学修しなければいけないと思います。将来は直接患者や地域の人々と向き合うことになるのです。
 
そういった環境の中での大学生活で培われた「大学」「病院」の一体感は教員・学生・病院内で働く人たちがそれぞれの施設を頻繁に行き来することで、より強いつながりを生み出します。
大規模災害時には大学棟や病院施設が避難拠点となっているので、自治体とも速やかに連携を取り、周辺地域の方のために水や食料などの備蓄を行うなど準備もしています。
 
 
 

「チーム医療」を学生の時から身につけ、これからも地域に貢献していきたい


 
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医療界で今、必要とされているのは異なる医療分野の知を集結させ、解決すべき課題に取り組む「チーム医療」のスタイルです。
帝京大学医学部附属病院では、医師、看護師、薬剤師、技師、栄養士、事務職員など、全職員が連携して行うチーム医療に力を入れています。
学部でも、講義の中に学部の異なる学生が横断的に合同で講義を受ける必須カリキュラムが組まれています。その中で学生たちは他の学部・学科の学生とコミュニケーションを取りながら、チーム医療の現場で活躍する人材へと育っていきます。
 
全ては病院を利用してくださる地域の人々と患者のため。帝京大学板橋キャンパス全体で「今あるべき医療の姿」に向き合い、地域に貢献したいと思っています。

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