地元にクラブがある!夢と希望を届ける「湘南ベルマーレ」は地域とともに歩んでいく

16.08.22

地元にクラブがある!夢と希望を届ける「湘南ベルマーレ」は地域とともに歩んでいく

たくさんのスポーツの中でもサッカーは地域と強く結びついています。なぜならサッカークラブは、チームを応援するサポーターという存在を無くしては経営が成り立たないからです。

Jリーグ発足当時から参戦し地域に愛されるクラブ作りを日々行っている湘南ベルマーレ(旧:ベルマーレ平塚)にインタビュー。

クラブが行う地域貢献事業という視点から、事業本部 本部長の渋谷さんにお話をお伺いしました。






ホーム20試合にクラブの全てのパワーを注ぐ


ホームでの試合は365日あるうちの、実は20試合しかないんですよ。ホームの試合以外でいかにベルマーレと触れ合ってくれる機会を作っていけるか、残りの345日でいろんな形でベルマーレと関わってくれる人たちを増やしていけるかをクラブ全体で考えて発信しています。

湘南ベルマーレは2001年から藤沢市から小田原市までの7市3町がホームタウンとする『総合型地域スポーツクラブ』の先駆けとして活動してきました。

いろんなことをやっていますが、やはりサッカーの湘南ベルマーレの地域貢献活動が主になってきますし、特にベルマーレの象徴となるShonan BMW スタジアム平塚に全てが集約しています。

あのスタジアムにはクラブやフロント、選手全員で全てのパワーを注いで、場を作り出すことが大きなミッションだと思っています。


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その他にも、ベルマーレが行政から指定管理を受けて馬入ふれあい公園や湘南ベルマーレひらつかビーチパークなどを運営していて、そこでママさん向けや未就園児向けのサッカー教室も場所をお借りしてやっています。






どんな分野でも大きく活躍できる人を育てるためのミッション「夢づくり 人づくり」


それまで地域貢献活動を数多くやってきました。それらを1つの目指す方向を改めて決めたいと思いがあり、クラブミッションである「夢づくり 人づくり」を掲げました。


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これは、湘南地域の人々がこの場所にベルマーレがあることで、憧れの選手を目指してプレーすることも一つですし、サッカー以外の職に就く子どもたちのためにも、サッカーを通して最後まで諦めない心や協力・感謝することなど人間力を身につけさせてあげることができれば、どこの分野においても大きく活躍できる人として成長できるのではないかという想いがありました。






本当にたのしめてるか?


実際に地域の人々がベルマーレといろんな関わり方をしていただいているので、その方々を一つにキーワードで結べないかなということで、「たのしめてるか。」というチームスローガンを作りました。


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『総合型スポーツクラブ』としてトップレベルの選手は「没頭する」とか「真剣にその競技と向き合う」といった楽しむ心を持つという意味があります。

子どもたちにとっても、サッカーを楽しむことや実際に観に行くことで、家族との会話が増えたりすることも含まれています。

プログラムにも書かれているのですが、ベルマーレに関わる全ての人達の共通するキーワードとして「たのしめてるか。」を掲げました。


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例えば、小学校体育巡回授業という活動があります。実際にクラブが小学校の体育の時間に出向いて、ボール運動の楽しさだとか、子どもたちに外で遊ぶことの楽しさを伝えるのと、チームスポーツで学べる仲間と協力することや相手チームをリスペクトする心などの人間力の大切さを伝えることを目的にやっています。

Jリーグでもベルマーレが先駆け的に2001年からスタートして、今ではホームタウン内の160校あるうちの140校以上に出向いて活動をしています。

地域のためにクラブの普及や子供たちの健全な発育・発達のためにやらせていただいています。






勝ちでも負けでも応援してくれるチームになるために、フロントも「湘南スタイル」で


勝っても負けても応援してくれるチームとなるように、最後まで諦めない心やその姿勢を持ったチーム作りをしていかなければいけません。

段々とそれが最近「湘南スタイル」として、アグレッシブで諦めない姿勢が少しずつ認知されてきているのかなと思います。


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親会社が1999年に撤退したことで市民クラブとなりました。それを言い訳にはしたくありませんが、他のクラブと比べると予算は少なく、いろいろな面で充実したクラブではありません。その部分では苦労する点もあります。


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でも、人数が少ない、規模が小さいことは小回りが利くということですし、わりとフットワークを軽く、すぐにチャレンジできるスタンスではありますね。

無謀なことはしませんが、前向きなチャレンジはまずやってみようというスタイルがあります。トップチームと同じようにバックパスよりも前にパスを出して攻撃するような、我々、フロントも「湘南スタイル」でやっています。






湘南地域にはJリーグクラブがある、その素晴らしさを「湘南スタイル」の積極性を持って伝えたい


これからの理想は、ベルマーレがこの街にあってよかったと、より多くの方々に思ってもらえるようになることです。ベルマーレの理念やスタイルを知ってもらって、それぞれのライフスタイルの一部にベルマーレがあり生活を豊かにして欲しいと思いますね。

当然、クラブだけが儲かっていればいいということではありません。クラブのために、地域のために、選手のためになっているかを念頭に置きながら活動をしていきたいと思っています。

クラブが大きくなることによってさらに地域のために還元できるようになる、ベルマーレで育った子どもたちを地域に戻すといった恩返しをしていくのが理想です。

Jリーグクラブが我が町にあることは本当に限られたことだと思うので、クラブやフロント、選手全員が「湘南スタイル」を持って、積極的に情報発信していかなければと思います。


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1年間で20試合しかないホームゲームの試合には、ストイックで成長したいという意欲を持った選手たちのプレーが見られます。ぜひ、スタジアムに見に来ていただいて、様々なことを感じて欲しいと思います。

 

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