【街ごとリノベ! Vol.1】 生まれ変わった、渋谷の中心地。「渋谷宮下公園」

【街ごとリノベ! Vol.1】 生まれ変わった、渋谷の中心地。「渋谷宮下公園」

東京カルチャーの発信地、渋谷。
その中心に位置する「宮下公園」。

おそらく多くの人が一度は訪れたり、前を通ったり、その公園名を耳にしたことがあるでしょう。
ここは10年ほど前まで、渋谷と原宿の間に位置し多くの人々に知られながらも、「ブルーテントだらけ」「暗くてこわい」「不衛生な感じ」などマイナスなイメージが先行し、一部の人達のみによって利用されていた公園でした。

【街ごとリノベ! Vol.1】生まれ変わった、渋谷の中心地。「渋谷宮下公園」

しかし、今やこの宮下公園は、連日多くの若者、ファミリーで賑わっています。
山手線の渋谷~原宿間から見える宮下公園のそんな風景に、目を奪われた人はきっと大勢いるのではないでしょうか。

宮下公園は、この10年で大きく生まれ変わったのです。
今回は、このリノベーションの様子をお伝えいたします。


始まりは2面のフットサルコートでした



2006年、宮下公園には行政の指導のもとに2面のフットサルコートが整備されました。

【街ごとリノベ! Vol.1】 生まれ変わった、渋谷の中心地。「渋谷宮下公園」

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当時の宮下公園を知っている人達からしたら、それはもう衝撃の出来事でした。今まで暗い雰囲気だった宮下公園が、まるで別の場所になったかのように明るく爽やか雰囲気になり、フットサルを介して大勢の人が集まり出しました。

宮下公園は会社や学校帰りに“都心部のど真ん中でフットサルをする”という機会を生み出し、新たな都市のライフスタイルを提案することになりました。
この新たなライフスタイルの提案により、“宮下公園でフットサルをするコミュティ”が作られていったのです。


ネーミングライツ(命名権)の採用と、企業からの投資による更なる整備



その動きに目を付けたのが、ナイキです。
2010年、ナイキが宮下公園の10年間のネーミングライツを取得しました。

そしてナイキが公園の環境整備に対して支援を行い、フットサルコートの他に、クライミングウォールやスケートボードのバンク、バリアフリーのエレベーターなど渋谷の街に適した、渋谷の街が楽しくなるような多様な施設が整備されていきました。

【街ごとリノベ! Vol.1】生まれ変わった、渋谷の中心地。「渋谷宮下公園」

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※ナイキがネーミングライツを取得しましたが、公共の場としての公園に企業名が付くことへの疑問の声が多くでたことから、当初予定されていたネイキの名前が付く公園名は使用されずに、公園名は「渋谷区立 宮下公園」として運営されています。


街を変えた宮下公園のリノベーション



宮下公園がリノベーションによって大きく変わったことで、渋谷の人の流れにも大きな変化が起きました。

現在の宮下公園には朝から夜までフットサル、スケボー、ダンス、クライミングをやる人達、それを見る人達、ショッピング合間に休憩する人達、遊びに来た子連れのファミリーで賑わっており、以前の宮下公園では見ることが出来なかった光景が広がっています。

【街ごとリノベ! Vol.1】 生まれ変わった、渋谷の中心地。「渋谷宮下公園」

【街ごとリノベ! Vol.1】 生まれ変わった、渋谷の中心地。「渋谷宮下公園」

「宮下公園に行くために、渋谷に行く!」
今そんな人達が大勢、渋谷に訪れています。

街の中心にある公園をリノベーションすることで、街全体の流れや空気が変わる。
宮下公園は、都市部にある公園の新たな使われ方を指し示したのでないでしょうか。


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