【街ごとリノベ! Vol.5】 日本橋の問屋街からアートカルチャーの集積地に!! 「CET  セントラルイーストトーキョー」

【街ごとリノベ! Vol.5】 日本橋の問屋街からアートカルチャーの集積地に!! 「CET セントラルイーストトーキョー」

変化を続ける日本橋のいま



東京、日本橋。
ここは江戸時代、日本の商いの中心地として栄え、今なお数多くの老舗企業が本社、本店を構えています。
近年では、三井不動産が中心になって再開発が行われ、コレド日本橋、コレド室町などの商業施設の建設や古いビルの建て替えが進み、休日の観光客は倍増。街の表情はめまぐるしく変化し続けています。

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一般的に知られている日本橋とは、三越本店やマンダリンオリエンタルホテルやコレド室町、日本銀行、三井住友銀行本館周辺ではないでしょうか。

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しかし、一言で「日本橋」と言っても、実は日本橋と言う地名が付くエリアはとても広範囲に及んでいます。たとえば、日本橋○丁目、日本橋本町○丁目などの分かりやすいものから、日本橋人形町、日本橋小伝馬町、日本橋岩本町、日本橋馬喰町などのように「日本橋」のあとに地名がつくものが数多くあります。日本橋駅周辺から隅田川(浅草橋)までの広い範囲が“日本橋”なのです。

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今、一般的に知られる日本橋の一部(三越周辺)の再開発と並行するように、広範囲に及ぶ“日本橋”にはビルや空き家をリノベーションした小規模なショップ、カフェ、レストラン、ギャラリーがどんどん出来始めています。まさに今、日本橋の街が大きく変わり出し、新たな時代の波が作られてきているのです。

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今回は、今最も注目したい、この“日本橋”についてご紹介します。



日本橋の街を変えた「CET」とは!?



突然ですが、『CET(セントラル イースト トーキョー)』という言葉を聞いたことはありますか?
近年、日本橋エリアが盛り上がってきた背景にはこの『CET(セントラル イースト トーキョー)』の存在が大きく関わっています。

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この「CET」という言葉には2つの意味があります。
一つは、東京の中心からやや東側にあるエリア、つまりこの“日本橋”エリア(日本橋駅周辺から隅田川まで)のこと。

そして、もう一つの意味は、かつて東京の中心部であった日本橋を、デザイン、アート、建築の観点から「再発見=創造」するための“運動体(≒団体活動)”のことを差して言います。
CETとは、エリアの名称と、そのエリアで行われるクリエイティブな活動のことなのです。


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盛り上がる「CET(セントラル イースト トーキョー)」



もともと、このエリアは江戸から昭和の中期頃までは衣料、食品、薬品などの問屋街として賑わっていた場所。しかし時代の流れとともに、2000年以降は多くの倉庫や雑居ビルが空き物件となってしまっていました。

【街ごとリノベ! Vol.5】 日本橋の問屋街からアートカルチャーの集積地に!! 「CETセントラルイーストトーキョー」


そこで2003年、日本橋エリアにポテンシャルを感じていた人気不動産サイト「R不動産」を手掛ける馬場正尊氏が中心になってCET(エリアの名称と活動)が誕生しました。

それ以降、CETという活動(街中や空きビルを利用してのアーティストの作品展やシンポジウムなどのイベント)を定期的に行い、街を盛り上げ、それに賛同、共鳴する人達が近隣でカフェやレストランやショップ、ギャラリーを始める。また、徐々に雑居ビルや倉庫が住居用の物件にリノベーションされ始め、住人が増え、生活インフラが整い始める。
そして、それぞれのお店や物件にまた人が集まる。この循環が、“日本橋”エリアを盛り上げてきたのです。

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CETが誕生して10年ほど経つ今では、銀座や赤坂にも無い歴史を誇る老舗飲食店や、トレンドスポットである表参道や青山、恵比寿等でも出会わない様な、斬新でオシャレなカフェやギャラリーが共存共栄するエリアとなってきています。



CETに見る地域再興



いま、日本橋を歩けば今まででは見ることができなかった風景があります。
建物は、最先端のオフィスビルや商業ビルと明治時代に建てられた三越本店や日本銀行などの歴史的な建造物がしっかりと残りつつ、昭和に建てられた数多くのビルや倉庫はリノベーションされてオシャレなカフェやバー、レストラン、ショップへと生まれ変わっています。


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スーツ姿のビジネスマンが中心だった人の流れは、夜や休日になるとリノベーションによって生まれ変わったレストランやバーにカジュアルな雰囲気の男性女性が多く集まってきます。そしてそこでは、日々新たなコミュニティが生まれ、それが街全体を盛り上げています。

CETの誕生によって、いまなお日本橋は見事に街として再興し続けています。
地域再興のケーススタディとして、CETから学べることは多くあるのではないでしょうか。

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これから数年先、もっともっと発展するこのエリアは非常に楽しみですね。
まだ『CET(セントラル イースト トーキョー)』訪れたことがない人は是非いってみてください。きっと素敵な出会いや発見があるはずです!



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